令和以降で変わった世の中
令和以前の社会では男性社会によるパワハラや女性が抑圧されている現場も多くありました。
そのため、非常に女性にとって自立がし難く、活躍の場が狭く、目立とうものならば出る杭打たれたり、権力を持った男性からのセクハラに応じないと仕事が回ってこない世の中であったことは記憶に新しいかと思います。
現代社会ではSDGsの中の様々な項目の中の1つとして『女性の自立』と言う言葉が多く取り沙汰されるようになり、女性にとっても働きやすい環境が整いつつあります。
それでは、具体的に女性が自立する、すなわち他者依存なしに生きていくというのは具体的にどのようなことを指すのでしょうか?
パートナー選びの不毛な理由
日本では令和以前の女性達は親や社会の言うがままに、高校、専門学校、短大、大学などを卒業後に親や親戚や誰かの紹介でお見合いをしたり、周りの人が勧めるがままに誰かと結婚したりすることがありました。
中には、男性に養ってもらうことが当たり前で、専業主婦で楽をしたいから結婚する人。
あるいは、仕事や社会の辛いところから逃げて結婚する人、周りの友達が結婚したから結婚する人。
他には、周りの友達に裕福な生活なりステイタスを持った旦那さんを自慢したいから結婚する人など。
そもそも結婚する理由が実に惰性・打算・妥協などからという自分の本心に寄り添わない不毛な理由であった女性達を多々見受けます。
離婚率が増えた日本
日本は欧米諸国に比べて離婚率が低く、異母兄弟がいるといったことが少ない国でした。
それが厚生労働省による離婚率の推移のグラフによると80年代に少し上がった離婚率が80年代後半から90年代初頭に減少した後、2000年を境に25万組を突破。3組に1組が離婚しているとも言われています。
離婚率が40%以上の道府県がある一方で、東京だけが30%以下の離婚率となっています。
そこには女性の自立が大きく関連しているものと考えて、その因果関係を探ると様々な事実が見えてきました。
離婚の原因となるもの
離婚とブログをキーワードに検索するとモラハラ夫と暮らした女性の話、ご主人に不倫をされた女性の話、ご自身がご主人痛いと不倫をした女性の話の話が沢山出てきます。
そもそも、生きていると色々楽しいこともあるはずなのに『離婚』や『不倫』というマイナスエネルギーの物事が生活の中心となっていること自体が物凄くネガティブです。
決して目にしている人たちを癒すだとか和ませるような話とは程遠く、そういうネガティブ思考も離婚を招く原因の1部であることは否めないでしょう。
地方はまだ目上の人の考え方が保守的です。
誰かと言われるがままに結婚をしたり、先急ぐ形で結婚をすると、古い価値観や男尊女卑社会に無理に自分を合わせることに。
その結果がモラハラや浮気の根本の原因なのです。
他者依存的なパートナーシップ
離婚経験値が高くなった理由として、以前結婚したカップルが両者とも圧倒的に他者依存であったことから起きています。
男性ならば家事を全て奥さんに任せて自立をしていないこと、女性であれば専業主婦となり、ご主人を単なる稼いでくるATMのように思うこと。
仕事をするご主人と家事をする女性の双方が、稼いでくれるご主人や家事をしてくれる奥さんがいることが「当たり前」として生きていることにあります。
女性であれば、趣味を持たずにご主人の帰りだけを待ち、他の奥さんとご自身を比較してはご主人にないものを求めて責めたり、ご主人も帰宅が遅いことや奥さんへの感謝を忘れて他の女性に走るなどです。
喧嘩両成敗という言葉がありますが、離婚の原因は双方にあります。
自立する女性が増えた
離婚が成り立つようになってきた背景には、自立する女性が増えたこともがあります。
結婚してしまったものの、本来の自分の魂に従って生きた場合、家でじっとしているのではなく、社会に出て活躍したいと考えたり、女性も男性と同じように財力をつけられることがわかったことがきっかけのようです。
そのような例を目にした世代は自分こそ、本当に愛する魂惹かれる相手と結婚し、真の幸せを築いて生涯をかけて愛するパートナーと全うしたいと思えるようになりました。
男女共に、本当に心惹かれる相手と仕事や将来を視野に入れた上で添い遂げようと頑張っておられます。
そのように自立した者同士の結婚はマイナスにはならず、生き生き魂に従って生きているのですからポジティブオーラに溢れ、プラスにしかならないのです。
女性が自立するには?
自立した女性とは生活面、精神面、経済面の全ての面において自己責任の上で行動できる女性のことを指しています。
常に自己責任で行動し、何かあっても他者を責めないこと、男性に対して依存をせずに、相手を愛し、信じて放任すること、自分も自由に魂を輝せて生きることが自立するための秘訣です。
特に、専業主婦であった人が相手に依存し、家事以外への趣味を見いだせないことが原因で鬱になるケースも多いので、女性は日頃から趣味を増やして楽しいことを見つけて自分を内面から輝かせておく必要があります。
それは読書になるかもしれませんし、スポーツかもしれませんし、音楽などの芸術関係の趣味かもしれません。
そして対等な位置に立てれば、対等に物事を言えるので、媚びて我慢せずにぶつかり合いながらもうまくやっていけるでしょう。
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