私はクズ男です。
今では結婚して幸せな家庭を持っていますが、実はバツ1で、一人目の妻には悪いことをしたと今でも反省しています。その離婚の原因は私の不倫でしたが、その時のお話をさせていただきましょう。
私は当時32歳で、妻は29歳でした。結婚して3年経ったころです。子供はいませんでした。
すでにセックスレスの関係になっていたのですが、決して妻を嫌いではなく大切に思っていました。
容姿が地味で性的魅力を感じなかったので、性欲の発散は風俗店等、外で済ましていました。(最低ですね)
出会い
彼女(Aさん)との出会いは隣町のスナックのようなクラブのようなお店で、私が客、Aさんはホステスという関係でした。彼女が18歳のときでした。
私は最初、彼女じゃなくその店で一番細身で身長も少し高めの原田知世似の女性(Bさん)目当てで通っていましたが、どうやらBさんは私を金づるにしようとしていたらしく、出会った当初から自ら店外デートに誘ってきました。
「7万円でベッドインOKよ」とダイレクトなお誘いで、私はどうしようか迷っていました。
そのとき、店でBさんとライバル関係のAさんが、このBさんのたくらみを阻止しようと私に告げ口をしてきたのです。
その内容は「実はAさんには男がいて、その男に貢ぐためにAさんはあなたからお金を引っ張ろうとしているので気をつけてね」というものでした。
容姿はBさんの方が好みのタイプでしたが、Aさんも水商売をしているのですから、一定の水準以上の容姿で、きれいというより可愛いタイプで充分に魅力的でした。特に流行りのファッションに敏感で、衣装は派手だった記憶があります。
私にとってはAさんでもBさんでも、どちらでも良かったのです。店で働いている派手な女性と特別な関係になりたかっただけなのです。
周りの仲間に「あの店のあの娘とやったよ」と自慢したかっただけでした。
AさんにしてもBさんにしても私にはエッチの対象でしかなく、いえもっと言えば自分の武勇伝のネタでしかなかったのでした。そこに愛などというものは存在するはずもないのです。(最低のクズです)
店外デート
そういうことですので、自ら私に近寄ってきたAさんを下衆なこの私が放っておくはずもなく、すぐに店外デートに誘いました。
Aさんも私にBさんのことを告げ口した後ろめたさがあったのか、すぐにOKしたのでした。
一緒にご飯を食べに行ったのですが、センスの良い目立つ服装で周りの客から注目されています。顔も可愛いし、小柄ながらスタイルがよく、ミニスカートから見える脚はとてもきれいで細かったのです。
男心を擽るというか、男をその気にさせるプロなので私はイチコロでした。(チョロいのです)
その日はさすがに、最後までできませんでしたが、食事代の元を取っておかないと、と思い強引にキスまでは済ませていました。(下衆な男です)
初エッチ
一週間後ぐらいに、再度食事に誘って口説き始めたのですが、なかなかOKしません。(面倒になってきました。焦らされているようです)
どうやらきちんと「付き合ってほしい」というセリフを言わせたいようなのですが、私は既婚者なので、そのセリフに抵抗があったのです。(それならそういうことをしなければ良いだけなのですがね)
すると、Aさんは「私は結婚を望んでないの。だから、既婚者でちょうどいいのよ。でもきちんと付き合ってくれないと嫌、遊びは嫌なの。」と説得力があるような、ないような不思議な言葉に圧倒され、私は「付き合ってください」と彼女に言ってしまいました。(本当は目の前にあるAさんというご馳走を早く食べたかっただけでした)
その時の彼女の照れたような嬉しそうな顔はとても可愛くて今でも目に焼き付いています。
その夜、早速一番の目的であるエッチに至るのですが、18歳の彼女の身体はとてもフレッシュで肌の張りやきめの細やかさが、私の同年代の女性とは比較にならないほど素晴らしく、私は彼女の虜になっていくのでした。(肉体的快楽だけですが)
後日、指輪のプレゼントをリクエストされましたが気にしていませんでした。(きっちりむしりとられているのです)
感覚が合うと言いますか、お互いがお互いの身体を求めるようになり、会うたびに、それも複数回、快楽に溺れていったのでした。(ホテル代だけでも数10万円使っていました。)
妻への告白
この時期は本当に頻繁に会っていたので、妻からも疑いの眼で見られ始めました。また、派手な女性を相手にしているので、お金もたっぷり必要でした。
妻にはごまかしができないぐらいに気持ちも彼女に注いでいたので、私から離婚を切り出しました。妻は離婚に反対しました。一時の感情でAさんを好きになっているだけで、すぐに別れるから、しばらく様子を見ようという提案でした。
(この時の妻の私への気持ちが今は心に沁みます。申し訳ございませんでした。ただ、この時は面倒なことになったと思っていました。)
そのことをAさんに伝えると、「離婚しても私は責任取れないから、もう私と別れましょう。」と言い出しました。Aさんは面倒なことに巻き込まれるのが嫌だったようでした。それほど、私に興味が無かったのかもしれないですね。
しかし私は簡単にはもう引き返せない自分の気持ちを分かっていたので、「とりあえず、家を出るから」と言って不動産屋に行ってマンションを借りました。(お金のことも考えず、猪突猛進です)
妻のいる自宅に戻り、布団だけを持って家を出るとき、妻が「1か月後にもう一度気持ちを聞かせてほしい」と、私の背中に訴えていました。私は面倒なので適当に「ああ、そうする」と言って出て行ってしまったのです。
なんと自己中心的な男でしょう。当時の私は甘美な生活に憧れ、人間としては最低の言動を繰り返していました。
マンションに住むと、さすがにAさんもマンションに頻繁に来るようになり、すぐに同棲生活がはじまりました。
毎日好きなだけAさんと一緒にいられるというだけで幸せを感じ、世間に認められない二人の関係が余計に私たちの気持ちを高め、お互いに身体を貪り合いました。
おそらくAさんとのピークを迎えた時だったでしょうね。時間が止まってほしいと初めて思った時でした。
離婚
そうこうしている間に1か月が経ったので、妻から呼び出しがありました。
妻が「1か月経ったけど気持ちはどう?」とひきつった表情で尋ねてきました。私が「ごめん、気持ちに変わりはないよ」と言った瞬間、妻が「わかった、もう出て行って!」と叫んで号泣しだしました。
私はその声を聞きたくないので逃げるように家から飛び出しました。さすがにこの時は妻に悪いことをしたと、思いました。
こうして正式に離婚をした私ですが、Aさんはというと相変わらず流行りのブランド物や洋服に夢中で、私の貯金も減る一方でした。Aさんは私では無く、私のお金に魅力を感じていたのです。
しかし私はこのAさんとの甘美な生活を失いたくないので、どうしたらこの生活を持続できるお金を手に入れることができるかを考え始め、ギャンブルに手を出してしまうのです。
別れ
結局はギャンブルで貯金をすべて失った私は、金の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりにAさんにフラれ、独りぼっちになってしまいます。
今から思えばAさんは出会ったころから、Bさん目的だった私を自分に振り向かせ、妻からも私を奪った形になっています。他人のものを欲しがるタイプだったのかもしれません。
私はAさんを流行りのブランド品のように他人に見せびらかせて「自分の女はこんなにいい女だ!」と自慢したいだけだった気がします。お互いに相手のことを愛していると思っていましたが、自分のことを大切にしていただけでした。
Aさんと別れる直前には「この女、エッチだけしか取り柄がないなあ。」と思いながらAさんを抱いていたほどでした。(クズのチャンピオンです)
私の体験談が長すぎました。結局私の言いたいことは、男性は性的魅力を感じる女性にチョロいということなのです。このことを知っている女性はどんどん男性にモテるようになります。
チョロい
このように私は典型的なクズ男ですが、一般的な男性でも常に性的魅力を感じる女性を求めています。それをご存じの女性はそれを武器にされています。男性はわかっていても引っかかってしまうのです。
性的魅力とは極論、「できそうな女性」ということだと思いますので、男性にモテたい方はボディタッチや露出の多い服装等、簡単なことでいいので、実行してください
。男性に「もしかして、できるかも…」と思わせればいいのです。できるかも…と思った男性は、もうやることしか頭にないのです。狙われた女性はその男の頭の中で、速攻で、やられてしまっているのですよ。何回も何回も…
もし、そんな女性から誘われたら…
男なんてチョロいものです。ただ、やり過ぎにはご注意を。
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