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ワンナイトラブ

出会ったその日のうちに男女の関係になることをこのように表現することがありますが、皆さんはご経験がありますか?

ワンナイトラブを狙って男性はいろいろな作戦を考えます。

目次

ナンパ

まだ私が独身の頃、ワンナイトラブを狙って、ナンパしたり、店の女の子を店外デートに誘ったり、テレクラ(懐かしいですね、今でいうマッチングアプリみたいなもの)に通ったりというように、いろいろと作戦を練っていました。

まずナンパですが、これには大きく分けて2種類のナンパがあり、路上で声をかけるナンパと、居酒屋などの店内で声をかけるナンパがあります。

路上ナンパは最初は女性に声をかけるのが恥ずかしく、なかなか行動に移せないものです。せっかく勇気を出して声をかけても無視されたり、相手にされなかったりと散々な目に遭います。歩き回るので肉体的にもきつく年齢を重ねるとできないナンパの方法です。

これに比べ店内ナンパは居酒屋などの店内にいる女性のお客さんに声をかけるナンパで、声をかけても相手は逃げられないし、「奢るから一緒に飲もうよ」という必殺のセリフはとても成功率の高い口説き文句です。

どちらにせよワンナイトラブまで進めるのには話術はもちろん、体力、知力とも相当必要です。それに女性に断られると結構男性も傷つきますので、心をワンナイトモードにして別人格になり、心に耐性をつけておきます。

また、ナンパは大抵男性も複数人で行いますので自然と女性のターゲットも

複数人となり、話題が盛り上がっていざ出陣!となったときに、誰と誰がカップルになるのかという新たな戦いが始まるのです。

この時ばかりは先輩も後輩も関係ありません。いろいろな駆け引きをしながら相手が決まっていきます。自分のタイプでない女性とカップルになったときなど、もう帰りたい気分になります。

しかし、こちらは元手がかかっていますので、何もせずに帰ることが恥のような気がしてタイプでない女性でもワンナイトラブしてしまいます。

店外デート

また、キャバクラや風俗店で働く女性を店外デートに誘ったりするときはお金に余裕があれば、まずまずの成功率で、安定感はあります。

しかし別の意味でスリルがあるのです。店外デートに誘う女性は男性慣れされている方がほとんどなので、お金を要求される可能性がありますし、いきなり怖いお兄ちゃんが出てくる可能性もありますから気を付けなければなりません。

テレクラ

最後にテレクラですが、今はほとんど見かけません。一時期は本当にお世話になりました。テレクラとは、テレフォンクラブという名を省略した通称で、

男性は店に行って時間ごとの料金を払い、狭い個室の中で女性から電話がかかってくるのを待ちます。女性は自宅や公衆電話、携帯電話等から店に電話をかけますが、女性用ダイヤルは普通フリーダイヤルとなっています。

一般女性がテレクラの番号を知るのは雑誌広告や街頭で配布されるティッシュ、道路・鉄道の駅付近の看板などです。

男性は利用時間の中で、なんとか女性と会う約束をし、その待ち合わせ場所へ向かうのです。ほとんどの場合が、すっぽかしです。それでも今度こそは…と想像しながら懲りずにまた、その待ち合わせ場所に行くのです。

私の経験則では10回に1回ぐらいは本当に女性が現れます。その時の嬉しい気持ちは、何に例えたらいいのかわからないぐらい、嬉しいのです。少々女性の容姿がイケてなくても来てくれただけでありがとうと、感謝してしまうのです。

ただ、待ち合わせに成功するとほぼ100%の確率でワンナイトラブまで進めます。 

いざホテルへ

ナンパにしろ、テレクラにしろとにかく目的はその女性とホテルに行くことなのです。この大きな目的を忘れてはいけません。

ご飯を食べさせ、アルコールを飲ませ、褒めちぎって最後に逃げられることも何回もありました。そういう苦い経験をしているからこそ、成功した時の喜びが大きいのです、感動するのです。

ホテルに行っても何もしないから…というセリフを何回使ったことか。しかしこの言葉を真に受けて本当に何もさせないまま、泊まって帰った女性が2人いました。皆様は真に受けないでくださいね、何かしらはしますから…。

あの手この手を使ってたどり着いたホテル。ここで失敗したら今までの苦労が水の泡になります。慎重に事を運ばなくてはなりません。

ところが女性は、そんなつもりはなかっただの、こんな場所に連れてくる人だと思わなかっただのと、この期に及んでも抵抗するフリをします。私は「もう芝居はいいから、早くシャワーでも浴びてきてくれ!」と心の中で思っていますがさすがに言葉にはできず、なんとか女性をその気にさせるように努力します。

ここまで口説いておいて、こんなことを言うのも何ですが、ホテルに入ると照明が明るく、女性の顔がはっきり見えるようになって、「え!こんな感じだったっけ?」なんて思うことも多々あります。あまりのショックに戦意を喪失する場合もあるのですが、その時が大変なのです。

ここまで女性を連れてきて、相手もその気にさせておいて、途中でやめるわけにはいきません。ただ、身体が反応しないのです。言うことを聞かないわがままボディなのです。

そういう時は、緊急事態ですので、女性の上半身に布団を被せて、顔を見えなくしたり、AVを横目で見ながら行為に及ぶとか、それ相応の工夫が必要になるのです。背に腹は代えられないのです。ワンナイトラブも苦労が絶えません。

翌朝

すべてが終わり、少ない時間ですが睡眠をとり翌朝を迎えます。経験者には理解していただけると思いますが、昨夜の自分の気持ちの盛り上がりが嘘のように、心底、冷めた気分になっています。

ワンナイトモードから普段モードに心が戻ってしまっているのです。まだ眠っている相手の女性を見ると「どうしてこの女性と…」などと思うぐらいで、もう一回延長戦など、もってのほかです。

また、女性が眠っている顔は昨夜の化粧をしている顔とは別人で魅力的だとは決して思えません。むしろ、この女性が、昨夜会ったばかりの私の口車に乗ってホテルにまでついてきたことに軽蔑感さえ覚えてしまうのです。

あなたにはもっと自分を大切にしてほしい…などと思い始め、訳がわかりません。とにかく今は早く帰りたい気分になっています。

人間というのはこんなに気分によって行動が違うのです。昨夜は嫌がっている女性を半ば無理矢理にでも、自分の欲望のターゲットにし、思う存分その身体を楽しんだはずなのに。

一夜過ぎただけで、同じ女性が裸同然で隣に横たわっているにもかかわらず、手を伸ばせば遠慮なく触れられるのに……そっぽを向いてしまうのです。やる気が出てこないのです。

今思えば延長戦を挑めば簡単に成功したでしょうし、何より延長戦は無料なので、やっておけばよかったと、かなり後悔しています。

そんなやる気のない状態ですので、今度は眠っている女性を早く起こそうとします。用事があるからなどと、訳の分からない言い訳をし、帰り支度を急がせるのです。

女性が準備に焦っている間に、別の部屋に泊まった仲間に連絡し、ホテルの外で待ち合わせをするのです。

反省会

ホテルから出ると女性の全身を冷静に観ることになり、ますます早くこの場を去りたくなるのです。電話番号の交換などするわけもなく、2人とも二度と会わないとわかっていながら「じゃあ、また」と挨拶をして別れます。

女性と別れるとすぐに、仲間と待ち合わせをしている喫茶店に向かいます。もしかしたら、この瞬間がワンナイトラブで一番楽しい時間かもしれません。

喫茶店では仲間とあることないことを好きなように、昨夜の出来事を自慢するようにお互いが話すのでした。なぜだかとても楽しいですし、このために一晩頑張ってきたようなものでした。これで、また一人の女性が私のコレクションに

入ったような気分です。用事があるからと言って出てきた人間とは思えないほど会話を楽しんでいました。

これをお読みになった女性はワンナイトラブにはお気をつけくださいね。相手の男性が布団を顔に被せてくるかもしれませんし、横目でAVを観ながら行為に及んでいるかもしれません。

そんなひどい男のコレクションに入れられるかもしれないのですよ。さらに翌朝、どこかの喫茶店であなたとの思い出を、笑っているかもしれませんから…お気をつけください。

るい・恋愛哲学
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