私の女性遍歴を聞いてクズだとか、最低だとか言う方もおられますが、今日のお話は私との出会いで女性が救われたお話です。いわば人助けエッチとでもいいましょうか。私がきっかけで人生が好転した女性のお話です。
保険屋さん(セールスレディ)
一人目は保険のセールスレディの方で昼休みに私の会社で保険の営業をされていました。30過ぎの長身で清楚な雰囲気で私の好みのタイプでした。
この方はいつも2人で来られていてもう一人の方はとても若く、小柄な可愛い感じの女性でした。
会社では保険の営業トークもされますが、男性社員はあまり保険に興味がなく、「そんなことより一緒に飲みに行きましょうよ。」と誘うのです。
彼女たちはこの誘いを受けるのも仕事だと思っているのか、簡単に「ええ、喜んで!ぜひ連れて行ってください。」と快い返事をくれるのです。こういうシチュエーションになれば、私が参加しないわけにはいきません。
飲み会にレッツゴー!
飲み会
飲み会が始まると、男性達は目的が一つですから、最初から口説きまくっています。
中には、「幾らぐらいの保険に加入するとあなたとエッチできるのか?」とストレート過ぎる質問をぶつけ、彼女達を困らせていました。男って本当に馬鹿です。
もちろん私はそんな話題はしません。まずは彼女達の仕事の苦労話や、契約を取れた時の嬉しかった話などを、聞きたくもないのにしっかり聞き、その間にたっぷりアルコールを飲んでいただき、私へのガードを緩めていきます。
このあたりから、彼女達に彼氏がいることを感じていた私は、「彼氏いるんでしょ?」と男性陣に聞こえるように少し大きめの声で言いました。彼女達は酔いも手伝って「わかりますか?どうしてわかるのですか?」と不思議そうな顔をしていました。
次は一か八かの質問です。30代の女性に「子供がいるんじゃない?」それを聞いた彼女は驚いたように「え!どうして?どうしてわかるのですか?」と私を不思議そうに見つめています。
私は自信満々に笑みを彼女に返し、余裕の表情で「何となくそうじゃないかと思っただけですよ」と優しく答えました。
実は保険のセールスレディの方はバツ1子持ちの方が非常に多いのです。特に30代の女性には、そのような方が多く、特に綺麗に着飾っておられる方はその、確率が高いのです。根拠は、私の経験からのデータの蓄積ですが、ほぼ当たっています。
彼女たちに彼氏がいると知った男性陣はがっかりし、その上子持ちだとわかると、30代の女性の周りから徐々に男性がいなくなってきました。大チャンスです。
私は彼女との距離を詰め、今度は彼氏のことを聞き出したのです。大抵このような方は彼氏と上手くいっていないのです。容姿がきれいなので男はすぐに寄ってきますが、子持ちだとわかると去っていきます。それでも彼女に近寄ってくる男は彼女のお金目当ての可能性が高く、苦労している方がとても多いのです。
彼女は典型的なそのパターンに嵌まっていました。この飲み会で、その話を詳しく聞いても周りが気になって話しにくいので、そっと携帯番号を記した名刺を渡し席を離れました。
彼女からの電話
飲み会から自宅に戻ると、早速彼女から電話があり、今夜のお礼を儀礼的に言ってくるので、私が「彼氏と上手くいってないのでは?」と尋ねると、「………」と無言になってしまいました。
かなり悩んでいるようなので、私が「今からもう一回会える?」と聞くと、「お願いします。」という返事です。「ただ、子供も一緒でいいですか?」という当然の成り行きになりました。
さて、これからの展開はかなり難局です。まず彼女の悩みをしっかり聞き、その上で子供を寝かしつけてからの戦いとなるのです。もちろん彼女を抱くつもりです。
マイカードライブ
私は実は下戸で飲み会に行っても一滴もアルコールを口にしないのです。それが功を奏して今からマイカーで彼女を迎えに行くことができるのです。下戸でよかったです。
彼女と娘さんは(幼稚園ぐらい)後部座席に座り、とりあえずは、世間話をしながら、娘さんの眠気を待ちました。30分もしないうちに娘さんが眠ってしまったので、一旦車を止め彼女に助手席に座ってもらいました。
ここからが勝負の始まりです。彼女がどれだけ苦労しているのかをじっくりと傾聴し、彼女の意見に同意をしていましたが、彼女が彼氏の批判を話し始めました。
ここは最も難しい局面で、彼女に同情し彼氏の批判をするのか、はたまた、「彼氏の気持ちもわかるよ…」などと言って、いい人のフリをするのか、ここで間違えると今までの苦労が……。
私はまだ、彼女が彼氏に気持ちが残っていると判断し、「彼氏の気持ちも少しわかるよ、もう少し様子をみたら?」と思ってもないことを口にしました。
すると彼女は少しホッとした表情になり、「そうかもしれないですね、私もう少し頑張ってみます。」と健気に言うのです。今夜は彼女を落とすのはもう無理です。
まだ彼氏に気持ちが残っているし、今は彼氏のことを考えているからです。そう判断した私は、「今夜はもう帰って休んだら?娘さんも疲れているよ。」と二枚目なセリフを吐き彼女宅まで送りました。
彼女を送った後一人になった私は、今夜は諦めるが、次は必ず落とす!と固く誓ったのです。セコい話ですが、ガソリンは結構減ってしまいました。
デート
しばらく彼女にマメに電話しながら彼氏と喧嘩したタイミングを見計らい、デートに誘いました。彼氏の愚痴を聞いてもらいたい彼女はすぐさまOKです。当然娘さんも一緒です。
私はとりあえず回転寿司屋を選びました。娘さんが喜ぶと考えたからです。その狙いは的中し娘さんは大喜びで、お腹いっぱい食べてくれました。おまけにデザートのアイスも2つ食べ、ご満悦で車に戻りました。
もちろん、私としては娘さんが喜べば彼女も喜びますし、娘さん思いの男性を演じたかったから一石二鳥です。さらに満腹になった娘さんは間もなく車中で眠りにつき、そろそろお膳立てが整いました。
落す
さあ、ここがチャンスです。今夜は、彼女は彼氏に相当怒っていましたので、彼氏を庇わずに彼女に同情する作戦です。かなり不満が溜まっていたのでしょう、彼女は1時間しゃべりっ放しで、やっと我に返り「ごめんね、こんな話ばかり聞かせて。楽しくないよね。」と、私の存在に気遣いをし始めました。
ここで巡ってきた大チャンスを逃すわけにはいきません。思い返してください。あの飲み会からチャンスを伺い、虎視眈々と狙っていたのです。ここで、渾身の口説き文句を放ったのです。
「大丈夫だよ、君と一緒にいられるだけで…、でも困ったことに君のこと、好きになっちゃったんだ。君には彼氏がいるのにね。でもこの気持ちはどうしても抑えきれないんだよ。君を好きでいていいかな?」かなりくさいセリフですかね。
でもこの時は彼女にカウンターのように決まったのでした。「え?私でいいの?」と、完全に落ちました。後はそのままホテルに直行し、二人の愛を確認したのでした。
ただ、その甘い行為の最中に彼女が「あまり乳首を見ないでほしいの、陥没しているから。」と、教えてくれなくてよいことをわざわざ教えてくれたので、私はずっと気になって集中できませんでした。
別れ、そして奮起
その後彼女は、私とのことは一度限りの過ちだと割り切り、私をフったのでした。私は彼女をすでにいただいていたので、かえって好都合だったのかもしれません。彼女は彼氏とまたよりを戻そうとするのですが、さすがに彼氏が私の存在に気付き彼女から去って行くのでした。
彼氏を失った彼女は、今度は私に近づいてきたのです。自分のことを好きだと言ってくれた私にアタックしてきたのです。しかし、そうは問屋が卸しません。
こちらは一度彼女からフラれたのです。全く迷うことなく今度は私が彼女に引導を渡しました。当然の結果です。
彼女はしばらくショックを受けていたらしいのですが、そこから仕事に熱心になり、契約を取りまくって業績を上げ、このあたり一帯のエリアマネージャーにまで昇進したのです。娘さんも元気に学校へ通っておられるらしいです。
人生何がきかっけで好転するかわかりません。この彼女の場合は男性依存症だったのかもしれません。近くに男性がいると頼りきってしまって不幸になってしまうのです。
やはり信じるのは己だけ、ということですね。彼女は自立できたのです。それは素晴らしいことで、もう二度と男性に依存しないでしょう。
彼女は間違いなく私がきっかけで、幸せになられました。私と出会わなければ、まだ彼氏と一緒にいたはずで、彼氏にまだお金を引っ張られていたでしょう。彼氏と別れられて本当に良かったのです。こんな私でも役に立つときがあるのです。
怪我の功名ですがね…。
こうして彼女は幸せになったのですが、彼女の相棒の若いセールスレディの方はというと、実は私にある相談を持ち掛けきて、私と関係を持つことになるのですが、それはまた別の話。
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